
世界中に「0円留学」できる環境を!事業拡大の裏にある戦略と信念とは?
株式会社ストロングジャパンホールディングス
代表取締役グループCEO 寺本 雄平氏
フィリピン セブ島への転職で教育事業に興味を持つ
もともと不動産業界でキャリアをスタートされたそうですが、どのような経緯で教育事業に興味を持たれたのですか?
私は仙台で生まれ育ち、上京して大学では法律や政治学を学びました。
卒業後は不動産デベロッパーの企業に営業職として入社し、新規開拓営業に挑戦しました。
それから海外でのキャリアを目指し、フィリピンのセブ島への転職を決意します。
最初に入社したのは、日本語コールセンターです。
しかし、入社して間もなく海外拠点の撤退が決まり、職を失ったことで教育事業と関わる機会を得ることになりました。
英語学校を運営する企業に転職し、セールスやマーケティング業務を担当することになったんです。
その後、新たな企業からのオファーを受けてセブ島でBPOセンターを立ち上げる仕事に携わります。
事業をゼロから立ち上げる経験を積み、仕事の幅を広げていきました。
卒業後は不動産デベロッパーの企業に営業職として入社し、新規開拓営業に挑戦しました。
それから海外でのキャリアを目指し、フィリピンのセブ島への転職を決意します。
最初に入社したのは、日本語コールセンターです。
しかし、入社して間もなく海外拠点の撤退が決まり、職を失ったことで教育事業と関わる機会を得ることになりました。
英語学校を運営する企業に転職し、セールスやマーケティング業務を担当することになったんです。
その後、新たな企業からのオファーを受けてセブ島でBPOセンターを立ち上げる仕事に携わります。
事業をゼロから立ち上げる経験を積み、仕事の幅を広げていきました。
セブ島でのご経験の中で、英語学習の重要性をどのように実感されたのでしょうか?
当時、私は英語をほとんど話せませんでしたが、現地の人々と積極的に交流し、酒を飲みながら会話を重ねるうちに、英語が身についていったんです。
この経験を通じて、不動産と同じように留学も、人の人生を大きく変える影響力があると実感しました。
英語を学ぶことで広がる可能性の大きさに気づき、教育事業への関心が高まりましたね。
この経験を通じて、不動産と同じように留学も、人の人生を大きく変える影響力があると実感しました。
英語を学ぶことで広がる可能性の大きさに気づき、教育事業への関心が高まりましたね。
留学エージェントから始まり、語学学校の設立へ

そこから「0円留学」を導入し、語学学校の設立へとつながったのですね。その背景を教えてください。
株式会社ストロングジャパンホールディングスは、フィリピン セブ島を中心に語学留学を支援するエージェント業務や語学学校の運営、コールセンターやBPOセンターの管理、不動産事業など、多岐にわたる事業を手がけています。
その中でも、留学事業では「0円留学」に最も力を入れており、海外で学びたい人が挑戦しやすい環境を整えている点が特徴です。
英語学校で勤務をする中で、社内ベンチャーのようなイメージで、留学エージェントの立上げ運営に挑戦をさせて貰う機会があり、漠然と考えていた独立起業までの道筋がようやく見えたんです。
そこで事業の黒字化を果たし、独立起業を決意しました。
先ずは在庫を抱えず、リスクの低い留学エージェントから始めて、お金を貯め、自分達の学校設立へと歩みを進めました。
語学学校の設立を考えた背景には、セブ島留学の可能性がありました。
当時から費用を抑えて英語を学べる環境として注目され、日本からも多くの人が訪れている状況だったんです。
事業の展開はスピーディーに進みました。
今は移住サポートや就職支援にも力を入れ、学びの先まで見据えた仕組みを整えています。
その中でも、留学事業では「0円留学」に最も力を入れており、海外で学びたい人が挑戦しやすい環境を整えている点が特徴です。
英語学校で勤務をする中で、社内ベンチャーのようなイメージで、留学エージェントの立上げ運営に挑戦をさせて貰う機会があり、漠然と考えていた独立起業までの道筋がようやく見えたんです。
そこで事業の黒字化を果たし、独立起業を決意しました。
先ずは在庫を抱えず、リスクの低い留学エージェントから始めて、お金を貯め、自分達の学校設立へと歩みを進めました。
語学学校の設立を考えた背景には、セブ島留学の可能性がありました。
当時から費用を抑えて英語を学べる環境として注目され、日本からも多くの人が訪れている状況だったんです。
事業の展開はスピーディーに進みました。
今は移住サポートや就職支援にも力を入れ、学びの先まで見据えた仕組みを整えています。
海外で戦っていける優秀な日本人を輩出したい!世界中に「0円留学」できる環境を
「0円留学」を通じて、日本の若者にどのような影響を与えたいと考えていますか?
新しい挑戦を続ける背景には、「強い日本を取り戻したい」という強い想いがありました。
海外で活躍できる日本人を増やし、グローバルな視野を持つ人材の育成が、日本全体の発展につながると考えています。
しかし、日本国内では、海外に挑戦するハードルが高く、多くの人が一歩を踏み出せずにいる現状があります。
その状況を変えるため、「0円留学」という仕組みを作り、学びたい人が経済的な理由で諦めない環境を整えてきました。
優秀な人材が海外で経験を積み、世界で活躍しながら外貨を稼ぎ、日本に還元する流れを生み出したいと考えています。
そのためには、語学を学ぶ場を用意するだけでなく、留学後のキャリアまで見据えた支援が欠かせません。
海外で学んだ知識や経験を生かし、新しい分野へ挑戦できる環境を整えるのが重要だと考えています。
海外で活躍できる日本人を増やし、グローバルな視野を持つ人材の育成が、日本全体の発展につながると考えています。
しかし、日本国内では、海外に挑戦するハードルが高く、多くの人が一歩を踏み出せずにいる現状があります。
その状況を変えるため、「0円留学」という仕組みを作り、学びたい人が経済的な理由で諦めない環境を整えてきました。
優秀な人材が海外で経験を積み、世界で活躍しながら外貨を稼ぎ、日本に還元する流れを生み出したいと考えています。
そのためには、語学を学ぶ場を用意するだけでなく、留学後のキャリアまで見据えた支援が欠かせません。
海外で学んだ知識や経験を生かし、新しい分野へ挑戦できる環境を整えるのが重要だと考えています。
グループ会社の運営には海外ならではのリスクも

事業拡大の過程で経験された大きな困難や失敗例はありますか?
海外を絡めた事業が主体となりますので、やはりコロナ禍では困難の連続でした。終わりが見えない中で厳しい経営判断の連続で、今に思えば、より早く経営判断を下せていれば、もっと早い段階で事業はスケールできていたのでは、と感じることがあります。
しかしながら結果的に全ては上手い方向へ進み、3年ほど続いたコロナ禍においても、教育事業以外の部門で大きく飛躍することができました。
コロナ禍で様々な動きを止めていた場合、今の当社は無かったと強く感じていますし、動き続けることや継続するのことの重要性を再認識ができた機会となりました。
特に海外では、日本とは異なる商習慣や法制度の違いが影響し、想定外の課題が生じる場合もあります。
そうした環境の中で、各事業の責任者が柔軟に対応できるよう、判断力を養う機会を増やしてきました。
他にも、組織が成長するにつれ、トップダウンだけでは運営が難しくなります。
そのため、各事業の責任者が主体的に判断し、グループ全体が円滑に機能する体制づくりを進めています。
今後も事業ごとの独立性を尊重しながら、海外でも通用する経営者の育成に力を入れていきます。
しかしながら結果的に全ては上手い方向へ進み、3年ほど続いたコロナ禍においても、教育事業以外の部門で大きく飛躍することができました。
コロナ禍で様々な動きを止めていた場合、今の当社は無かったと強く感じていますし、動き続けることや継続するのことの重要性を再認識ができた機会となりました。
特に海外では、日本とは異なる商習慣や法制度の違いが影響し、想定外の課題が生じる場合もあります。
そうした環境の中で、各事業の責任者が柔軟に対応できるよう、判断力を養う機会を増やしてきました。
他にも、組織が成長するにつれ、トップダウンだけでは運営が難しくなります。
そのため、各事業の責任者が主体的に判断し、グループ全体が円滑に機能する体制づくりを進めています。
今後も事業ごとの独立性を尊重しながら、海外でも通用する経営者の育成に力を入れていきます。
セブ島での経験を活かし、マルタ島への進出を視野に
今後の事業展開について教えてください。
セブ島での事業が安定した今、新たな地域での学校設立に向けた準備を進めています。
現在の留学事業は、「0円留学」を軸に運営しています。
語学留学と就労機会を組み合わせて、学費や滞在費の負担を軽減する仕組みです。
留学生は学校が併設するBPOセンターなどで働き、仕事を学び、かつその収益を利用して留学費用をまかなっています。
語学を学びながら実践的な業務経験も積めるため、帰国後のキャリアにもつながりやすいんです。
特にマルタ島では、英語に加えて多言語を学べる場を整えられれば、より多くの日本人が海外で学ぶ機会を得られるようになります。
すでに事業拡大に向けた準備を進めており、各国のニーズに合わせたプログラムの開発も進行中です。
現在の留学事業は、「0円留学」を軸に運営しています。
語学留学と就労機会を組み合わせて、学費や滞在費の負担を軽減する仕組みです。
留学生は学校が併設するBPOセンターなどで働き、仕事を学び、かつその収益を利用して留学費用をまかなっています。
語学を学びながら実践的な業務経験も積めるため、帰国後のキャリアにもつながりやすいんです。
特にマルタ島では、英語に加えて多言語を学べる場を整えられれば、より多くの日本人が海外で学ぶ機会を得られるようになります。
すでに事業拡大に向けた準備を進めており、各国のニーズに合わせたプログラムの開発も進行中です。
キャリアの幅も広がりそうですね。
そうですね、留学後のキャリア支援にも既に力を入れています。
海外で学んだ知識や経験を生かし、現地で働く機会を増やすことで、より実践的な学びが得られる環境を整えていきます。
今後も新たな挑戦を続けながら、日本人が海外で活躍できる場を広げていくことを目指しています。
海外で学んだ知識や経験を生かし、現地で働く機会を増やすことで、より実践的な学びが得られる環境を整えていきます。
今後も新たな挑戦を続けながら、日本人が海外で活躍できる場を広げていくことを目指しています。
コロナ禍の事業転換から、国内拠点設立に至るまで

コロナ禍の事業への影響について教えてください。
コロナ禍により、セブ島の留学事業では大きな影響を受けました。
渡航制限が続いたことで、日本を含めた世界各国からの留学生は完全に0となり、当社だけではなく、セブ島で働いていた日本人スタッフの多くが帰国を余儀なくされました。
多くの語学学校や日系企業が閉鎖もしくは撤退に追い込まれる中、我々は事業を維持するために工夫を重ねました。
元々は0円留学生向けの業務提供の場として運営をしていた、コールセンター事業がここで大活躍します。
コロナ禍でも帰国をする予定のない、職を失った方々を大規模に採用をすることによって、コロナ禍においてもコールセンター事業を大いに拡大することができました。
しかしながらコロナ禍が長期化するにつれて、少しずつ帰国を伴う離職が発生し、次第に十分な人員を確保するのは難しい状況となりました。
そのため、日本国内にもコールセンター拠点を設立する必要があると判断し、セブ島コールセンターの、当時の責任者を帰国させ、福岡にも拠点を開設しました。
渡航制限が続いたことで、日本を含めた世界各国からの留学生は完全に0となり、当社だけではなく、セブ島で働いていた日本人スタッフの多くが帰国を余儀なくされました。
多くの語学学校や日系企業が閉鎖もしくは撤退に追い込まれる中、我々は事業を維持するために工夫を重ねました。
元々は0円留学生向けの業務提供の場として運営をしていた、コールセンター事業がここで大活躍します。
コロナ禍でも帰国をする予定のない、職を失った方々を大規模に採用をすることによって、コロナ禍においてもコールセンター事業を大いに拡大することができました。
しかしながらコロナ禍が長期化するにつれて、少しずつ帰国を伴う離職が発生し、次第に十分な人員を確保するのは難しい状況となりました。
そのため、日本国内にもコールセンター拠点を設立する必要があると判断し、セブ島コールセンターの、当時の責任者を帰国させ、福岡にも拠点を開設しました。
国内拠点を作ったことによってどんなメリットが生まれましたか?
国内拠点の設立により、セブ島勤務を希望して内定承諾をしてくれたにも関わらず、セブ島に直ぐに渡航ができない方々が、一時的に国内で働ける環境が整いました。
福岡の拠点運営が順調に進んだこともあり、次第に沖縄、東京、宮崎へと拠点展開も進めていきました。
国内で研修を行い、その後セブ島へ送り出す体制を整え、渡航後の業務に関するギャップの解消にもにつなげています。
また、日本国内での採用活動を強化したことで、新たな人材との接点も生まれました。
もう一つのメリットは、コールセンター業務の安定化です。
セブ島と国内の両拠点での運営により、リスク分散が可能になりました。
災害や国際的なトラブルが発生した場合でも、拠点を分散させれば業務を継続しやすくなります。
さらに、日本国内のクライアントにとっても、国内拠点の存在が安心感につながり、受注拡大の要因にもなりました。
コロナ禍をきっかけに拡大を進めた国内拠点ですが、新たな事業展開の可能性も広がっています。
今後は東京、福岡、宮崎を中心に人材の育成を進め、海外拠点との連携を強化しながら、さらなる成長を目指しています。
福岡の拠点運営が順調に進んだこともあり、次第に沖縄、東京、宮崎へと拠点展開も進めていきました。
国内で研修を行い、その後セブ島へ送り出す体制を整え、渡航後の業務に関するギャップの解消にもにつなげています。
また、日本国内での採用活動を強化したことで、新たな人材との接点も生まれました。
もう一つのメリットは、コールセンター業務の安定化です。
セブ島と国内の両拠点での運営により、リスク分散が可能になりました。
災害や国際的なトラブルが発生した場合でも、拠点を分散させれば業務を継続しやすくなります。
さらに、日本国内のクライアントにとっても、国内拠点の存在が安心感につながり、受注拡大の要因にもなりました。
コロナ禍をきっかけに拡大を進めた国内拠点ですが、新たな事業展開の可能性も広がっています。
今後は東京、福岡、宮崎を中心に人材の育成を進め、海外拠点との連携を強化しながら、さらなる成長を目指しています。
人材事業から不動産事業まで…さまざまな問題を解決する総合商社へ
将来的にはどのようなビジョンを描いていますか?教育事業の枠を超えた取り組みについても教えてください。
現在はフィリピン セブ島において、当社の商圏を創り上げることに力を入れています。短期的な目標として掲げている、『日系最大のセブ島の総合商社を目指す』の遂行に向けて、1人の日本人が、セブ島に興味を持ち出したタイミングから、実際に渡航~滞在し、フィリピンから出て行くタイミングまでを、トータルサポートできる会社を目指しています。
詳しく事業の状況について教えてください。
現在は英語学校の運営を中心に、セブ島に根付いたさまざまな事業展開をしています。
例えば、雇用の提供の場としてコールセンターやBPOセンター、働くパパママの応援の場として託児所、さらにコミュニティ形成の場として飲食店の運営を行っています。
そのほかにも、フィリピン全土の学校を紹介できる留学エージェントの運営、不動産の賃貸仲介・売買仲介・物件管理、さらに転職支援サービスや移住支援サービスも展開しています。
さらに、私立の幼稚園から高校までの一貫校の設立に向けた準備も開始しています。
私たちの事業は「地域への還元」も重要なテーマです。
セブ島では地元の雇用を生み出し、日本人とフィリピン人がともに成長できる環境を整えています。
働く場所をつくるだけでなく、長期的な安定経営を続けて地域経済にも貢献していく考えです。
例えば、雇用の提供の場としてコールセンターやBPOセンター、働くパパママの応援の場として託児所、さらにコミュニティ形成の場として飲食店の運営を行っています。
そのほかにも、フィリピン全土の学校を紹介できる留学エージェントの運営、不動産の賃貸仲介・売買仲介・物件管理、さらに転職支援サービスや移住支援サービスも展開しています。
さらに、私立の幼稚園から高校までの一貫校の設立に向けた準備も開始しています。
私たちの事業は「地域への還元」も重要なテーマです。
セブ島では地元の雇用を生み出し、日本人とフィリピン人がともに成長できる環境を整えています。
働く場所をつくるだけでなく、長期的な安定経営を続けて地域経済にも貢献していく考えです。
ありがとうございます。最後に寺本氏の今後の目標を教えてください。
今後の目標は、セブ島や国内事業の拡大だけにとどまりません。
世界中で0円留学ができる学校の設立を本気で目指しています。
日本人がもっと自由に海外へ挑戦できる環境を整え、世界で活躍する人材を増やすため、新たな挑戦を続けていきます。
世界中で0円留学ができる学校の設立を本気で目指しています。
日本人がもっと自由に海外へ挑戦できる環境を整え、世界で活躍する人材を増やすため、新たな挑戦を続けていきます。
COMPANY INFO会社情報
- 企業名
- 株式会社ストロングジャパンホールディングス
- 代表者
- 寺本 雄平
- 所在地
- 〒160-0022 東京都新宿区新宿1丁目36−2 第七葉山ビル 3階
- 設立
- 2019年 3月
- 事業内容
- 教育事業、海外不動産事業、コールセンター事業、BPOセンター事業、人材事業
- ホームページ
- https://strong-japan-holdings.com