銀座クラブ Blair|オーナーママ 白石 明日香氏

銀座クラブから美容業界へ!経営者に寄り添う明日香ママの多彩な経営術

銀座クラブ Blair
オーナーママ
白石 明日香氏

京都の大学生から銀座のママへ

愛媛県出身の白石明日香氏は、京都の大学に進学し、学費を稼ぐために夜の仕事を始め、仕事を通じて経験を積むうちに、「もう少しやってみたい」という思いが芽生えたことから、さらなる挑戦を求めて、北新地を経て、夜の業界の一大拠点である銀座へと向かいます。

銀座のクラブに足を踏み入れたのは26歳の時だったとのことで、3店舗目で白石氏は「クラブのママになる」と心に誓い、クラブの面接では「クラブのママになりたい」と伝えていたそう。
そして、「Blair」というクラブ名は、当時「3文字の名前のクラブは流行る」と言われていて、アメリカのドラマ『ゴシップガール』に出てくる「ブレア」という女の子が由来で、当時は検索しても「Blair」という名前のお店が1店舗もなかったため、即決したとのことです。

最初のM&Aは通っていた美容室

白石氏は、将来何かを経営したいという強い思いから大学で経営学を専攻していました。
クラブで働きながら貯金を続け、新たな事業を立ち上げる準備を進めていた彼女に、通っていた美容室のオーナーから「このお店を売ってあげる」という思いがけない提案が舞い込みます。
当時、事業の買収という未知の挑戦に不安を抱きつつも、「これが自身の経営の道を切り開くチャンス」と捉え、M&Aに踏み出すことにしたと語ります。

買収後はSNSを使って新しい集客戦略を打ち出すとともに、従業員とのコミュニケーションを大切にすることで、現場の意見や要望を反映しながら店舗を立て直すことに見事に成功したとのこと。
白石氏はこの経験について、「初めての買収経験は、経営者としての自信と成長に大きく影響を及ぼし、今後の事業展開にも大きな糧となりました。」と語りました。

コロナ渦にスキンクリニックをオープン

時は経て、2020年1月、白石氏は美容皮膚科「ダリア銀座スキンクリニック」を開業しましたが、開業からわずか3ヶ月後に新型コロナウイルスの感染が拡大し、外出自粛が求められる状況となります。
急な環境の変化は、クリニックの運営にも大きな影響を及ぼしたそうで、スタッフである看護師たちも感染リスクへの不安を抱えながらの業務に取り組んでいたため、精神的な負担も増えていたそう。

白石氏自身も、他の事業との兼ね合いから月に3回程度しかクリニックに足を運べず、美容室のように毎日顔を出してスタッフと直接コミュニケーションを取ることが難しいため、現場の状況を把握しきれない中で、リピート率を向上させるための施策を考える難しさや必要性を痛感したそうです。
また、クリニックを法人化するまでの道のりも平坦ではなく、医療機関としての開業には、厳格な規制や基準をクリアする必要があることから、新規事業の立ち上げには多くの手続きや準備が伴ったそうです。

白石氏は、「経営は持続力が重要である」と語っています。
独立して事業を始める道のりは決して簡単ではないものの、そこで得られる経験や知識が、自身を成長させてくれるそうです。

白石氏のコロナ渦で直面した困難や乗り越えた方法などの詳細はYouTubeで!

YouTubeユーチューブ

COMPANY INFO会社情報

企業名
銀座クラブ Blair
代表者
白石 明日香
所在地
〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目7−8 GINZA8ビル 6F
ホームページ
https://blair.tokyo/