大ヒット商品「華密恋」事業承継の苦労と女性経営者としての視点で乗り越えた手腕
株式会社SouGo
代表取締役 北條 裕子氏
大ヒット商品「華密恋」誕生のきっかけは父のガン
「華密恋」の誕生は、創業者である北條氏の父が喉頭ガンを患ったところがはじまりだったという。
北條氏の母は手術を避けて治療できる方法を探していた中で、ジャーマンカモミールがガンに効果的であるという研究をしていた薬学博士と出会い、ジャーマンカモミールの力で父の体調が回復したことで、もともと経営していた印刷会社のノウハウを活かし、ジャーマンカモミールを使用した商品開発に乗り出すことを決意したのだそう。
その商品開発で誕生した「華密恋」の商品は、100%カモミールエキスを配合していることが特徴で、原料のジャーマンカモミールは契約農家の方々や自社農園をはじめ、全て日本国内で生産されているのです。
ただ、コロナ禍ではエタノールや資材の価格が高騰し、経営の危機に直面しましたが、在宅時間の増加に伴い「華密恋」の入浴剤が人気を集めたことで、乗り越えることができたそうです。
「華密恋」の入浴剤に関して、北條氏は「多くの人が、自宅でリラックスしたいときに選ぶ商品となり、現在も引き続き多くのお客様にご愛用いただいています。」と話した。
北條氏の母は手術を避けて治療できる方法を探していた中で、ジャーマンカモミールがガンに効果的であるという研究をしていた薬学博士と出会い、ジャーマンカモミールの力で父の体調が回復したことで、もともと経営していた印刷会社のノウハウを活かし、ジャーマンカモミールを使用した商品開発に乗り出すことを決意したのだそう。
その商品開発で誕生した「華密恋」の商品は、100%カモミールエキスを配合していることが特徴で、原料のジャーマンカモミールは契約農家の方々や自社農園をはじめ、全て日本国内で生産されているのです。
ただ、コロナ禍ではエタノールや資材の価格が高騰し、経営の危機に直面しましたが、在宅時間の増加に伴い「華密恋」の入浴剤が人気を集めたことで、乗り越えることができたそうです。
「華密恋」の入浴剤に関して、北條氏は「多くの人が、自宅でリラックスしたいときに選ぶ商品となり、現在も引き続き多くのお客様にご愛用いただいています。」と話した。
父から会社を引き継いで最初に変えたのは「理念」
北條氏が会社を引き継いだのは、父が救急搬送されてからわずか1週間で旅立ったタイミングだったため、スムーズな継承ができず、多くの課題が残されていたと言います。
具体的には、お客様との取引や財務的な権利を最後まで父が持っていたため、すべての確認作業を父不在の状態で進めなければならなかったそうです。
そして会社を継承してから約5年後、北條氏は会社の理念を「LIFEを、笑顔に。」へと変更しました。
この新しい理念には、『ライフスタイルをより豊かで笑顔溢れるものにする商品を届けたい』という想いが込められています。
将来的な海外進出も見据えて、社名もローマ字表記に変更したそうです。
この時のことを振り返り、北條氏は「社員と一緒に自分が進めようとしている方向性が本当に正しいのか、何度も確認し合いながら進める必要があり、スピード感を求められる中でスムーズにいかないことも多く、焦りを感じる場面もあった」と振り返ります。
それでも、ここまで社員たちの支えを受けながら、少しずつ理念に沿った会社づくりを進めてきましたと自信を持って話していました。
具体的には、お客様との取引や財務的な権利を最後まで父が持っていたため、すべての確認作業を父不在の状態で進めなければならなかったそうです。
そして会社を継承してから約5年後、北條氏は会社の理念を「LIFEを、笑顔に。」へと変更しました。
この新しい理念には、『ライフスタイルをより豊かで笑顔溢れるものにする商品を届けたい』という想いが込められています。
将来的な海外進出も見据えて、社名もローマ字表記に変更したそうです。
この時のことを振り返り、北條氏は「社員と一緒に自分が進めようとしている方向性が本当に正しいのか、何度も確認し合いながら進める必要があり、スピード感を求められる中でスムーズにいかないことも多く、焦りを感じる場面もあった」と振り返ります。
それでも、ここまで社員たちの支えを受けながら、少しずつ理念に沿った会社づくりを進めてきましたと自信を持って話していました。
引き継ぐ側、引き継がれる側の両方を経験して感じたこと
北條氏が会社を引き継いだ当初、事業の主軸は印刷業でした。
企画から納品までを一貫して手掛けていましたが、コロナ禍で何か月も発注が途絶えた時期があり、自分の力不足を痛感したそう。
そこで、印刷業の後継者育成について専門学校時代の友人や先輩に相談し、これまでの業務と社員をそのまま引き継いでもらえるよう支援を頼んだそうです。
ただ引き継ぐだけではなく、お客様にも新体制を理解してもらうため、一緒に挨拶に回り丁寧に説明する日が続きました。
引き継ぐ側と引き継がれる側の両方を経験して感じたのは、事業が継承された後も安定して続けられる体制を整えることが経営者としての大きな責任であると実感したそうです。
北條氏は、父が「自分がいなくなったあとのことについて話すことで、自分が早く天国に行ってしまうのでは」と感じていたのか、今後の事業について2人で話すことを避けていたのではないかと感じているため、父が会社をどのように成長させたいと考えていたのか、直接聞く機会がなかったことを今も残念に思ってるそうです。
ただ、父が残したメモを通して思いに触れることで、どのように事業を広げたかったかを少しずつ理解することができたので、その思いも汲み取りながら歩んでいきたい。と話しました。
北條氏が考える後継者育成や、今後の展望についての詳細はYouTubeで!
企画から納品までを一貫して手掛けていましたが、コロナ禍で何か月も発注が途絶えた時期があり、自分の力不足を痛感したそう。
そこで、印刷業の後継者育成について専門学校時代の友人や先輩に相談し、これまでの業務と社員をそのまま引き継いでもらえるよう支援を頼んだそうです。
ただ引き継ぐだけではなく、お客様にも新体制を理解してもらうため、一緒に挨拶に回り丁寧に説明する日が続きました。
引き継ぐ側と引き継がれる側の両方を経験して感じたのは、事業が継承された後も安定して続けられる体制を整えることが経営者としての大きな責任であると実感したそうです。
北條氏は、父が「自分がいなくなったあとのことについて話すことで、自分が早く天国に行ってしまうのでは」と感じていたのか、今後の事業について2人で話すことを避けていたのではないかと感じているため、父が会社をどのように成長させたいと考えていたのか、直接聞く機会がなかったことを今も残念に思ってるそうです。
ただ、父が残したメモを通して思いに触れることで、どのように事業を広げたかったかを少しずつ理解することができたので、その思いも汲み取りながら歩んでいきたい。と話しました。
北條氏が考える後継者育成や、今後の展望についての詳細はYouTubeで!
YouTubeユーチューブ
COMPANY INFO会社情報
- 企業名
- 株式会社SouGo
- 代表者
- 北條 裕子
- 所在地
- 〒399-8604 長野県北安曇郡池田町広津4098
- 設立
- 1959年4月
- 事業内容
- ハーブの栽培、医薬部外品の製造・販売、化粧品の製造・販売、食料品の加工・販売、茶類・清涼飲料水の販売 等
- ホームページ
- https://www.sougo-eco.co.jp/